分析ラボ

Liventの卓越した品質は、分析ラボで行われている精度試験と、これに従事するスタッフの専門的スキルの賜物です。

次世代リチウムソリューション開発の主導者として、すべてに関し厳格な試験を徹底

この最新鋭の分析ラボでは、製品や工程について系統立った試験が行われ、革新や発明が生まれています。当社の品質基準の背景には、研究と綿密な調査に重点を置くという一貫した姿勢があります。

グリーンエネルギーや医薬品、先進ポリマーの飛躍的進歩の可能性を模索するため、最新技術を活用して、エネルギー貯蔵用材料や高純度リチウム金属、各種合金、有機金属に関する調査を実施しています。パートナーの皆様は当社に対し、市場で最も信頼性の高い製品の提供を望んでいます。当社はこれらのラボで所定の規則に則った系統的な分析を行い、彼らのニーズに応えているのです。

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分析ラボの役割

Livent最大の用途研究開発センターは、ノースカロライナ州のベッセマーシティにあります。この施設は、分析および工程安全性試験のための最新機器を備えており、複数の事業分野の製品ラインをサポートしています。対象分野にはエネルギー貯蔵用材料やポリマーおよび医薬品向けの有機金属などがあるほか、非充電式バッテリーおよび各種合金向けの高純度リチウム金属に関するノウハウも充実しています。

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試験を経て、厳格な基準をクリア

当社の先進的なエネルギー貯蔵製品は、厳しい仕様を満たしています。Liventは、微量金属分析用のICP-OES装置4台と、無機塩基の滴定を正確に行うための自動滴定装置複数台、粒径分析に使用するマルバーン社のマスターサイザー2台を保有しています。エネルギー貯蔵および航空宇宙市場向けのリチウム金属は、ICPおよびゲルハルト社の窒素分析装置による厳格な試験を受けます。また、ブチルリチウムおよび有機金属製品は、製品の溶液に含まれる活性塩基の品質を保証し定量化を行うため、自動滴定およびGCのほか湿式化学法によって分析されます。

Liventはさまざまな最新機器を活用し、用途研究開発および工程開発の各ラボをサポートしています。たとえば、バッテリーサイクラーや、当社製品を含有する電池の性能を試験するためのEIS、先進材料の特性評価に使用するXRDおよびSEM-EDSなどがその例です。なお、有機金属製品または関連工程の新規開発は発熱反応を伴うことが多いため、工程の安全性に対する細心の注意が必要です。この点に関しては、反応熱量計RC-1、OmniCal、ARSST、VSPなどの熱量計を活用しています。その他の汎用機器として、400MHz NMR、FTIR、IC、HPLC、GC/MSなども使用しています。

ポリマー

当社のポリマー向け製品は、「グリーン」なタイヤや軽量な内装材に活用されて自動車の燃料効率を高め、道路の品質と寿命を改善。さらに、広範な用途における粘着性や密閉性、成形性の向上もお約束します

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